長瀬ばあちゃんの
想い

今から30年ほど前、兵庫県伊丹市の小さなお店から始まった「かかしのおりがみ弁当」。
お腹を空かせて訪れるたくさんの人たちに、毎日変わらぬ“手づくりの味”と“笑顔”を贈りつづけた
長瀬ばあちゃんの想いが、今もすべてのお弁当にぎっしり詰まっています。

ほら、昔から言うやろ、
「腹が減っては戦はできぬ」って

朝ごはんをしっかり食べて、忘れ物がないように気をつけて、スポーツの大会に出かけていく男の子や女の子を見てるとね、自分の子どもみたいに「頑張れー」って応援したくなったんよ。
ほら、昔から言うやろ、「腹が減っては戦はできぬ」って。せやからおばちゃん、とびっきりおいしいお弁当をつくって、みんなを応援しよう思ったの。お弁当屋さんを始めてから30年。もうすっかり“おばあちゃん”になってしもたけど、一個一個のお弁当をつくる想いは、ずーっと昔から変わらんよ。

頑張ってほしいからね、お腹も元気もいっぱいにしたいんよ

となり町にある甲子園に出てる高校球児や、サッカー、バレーボール、バスケットボール、ラグビーをやってる地元の子どもたち。からだいっぱい動かすみんなに頑張ってほしいからね、お腹も元気もいっぱいにしたいんよ。
だからね、お弁当の中身は、食べざかりの子どもが喜ぶおかずをいっぱい詰めて、白ごはんもたくさんよそって。勝っても負けても、泣いても笑っても、お腹は空くんだから。からだも心も元気になるお弁当をみんなに届けてあげるのが、わたしの仕事なんよ。

「食べる」って大事なんよ。
“人良くする”って書くんだから

子どもから大人まで、いくつになっても「食べる」って大事なんよ。漢字をよく見てごらん、“人を良くする”って書くんだから。家族や仲間、大勢の人たちと集まってご飯を食べることって、からだも良くなるし、良い関係もきずける、とっても良い時間なんよ。
わたしだってそう。毎日の食事で、お肉やお魚のいのち、海や山の自然の恵みをいただいて、こうやって長生きさせてもらえてるの。お腹いっぱい食べられることに感謝する気持ちも、手づくりのお弁当の中に詰め込んできたんよ。

おいしさもボリュームも安全も、ぜんぶ“おりがみ付き”やからね

お弁当屋さんを始めた時からずっと、「美味しかったよー」って喜んでもらえたレシピにこだわって、変わらぬ味のお弁当を作ってきたんよ。それがね、おばあちゃんの自慢なん。
これからもね、そんな自慢のお弁当で、たくさんの人の元気とお腹をいっぱいにしてあげたい。できたら、もっと遠くのお客さんのところへも届けてあげたい。だからね、元気に走りまわれないおばあちゃんに替わって、たくさんのお弁当が作れる、関西どこでも届けられる「かかしのおりがみ弁当」にパワーアップすることにしたんよ。 わたしがこだわってきた味のおいしさも、満点のボリュームも、気をつけてきた安全も、そのまんま。変わることなく、ぜんぶ“おりがみ付き”やからね。